ワークショップレポート

11/16開催 松原加奈先生「世代別に役立つ解剖学」WSレポートです

11月16日(土)に開催されました松原加奈先生による
「世代別に役立つ解剖学」レポートです。

指導者の方の参加が多かったこともあり、まずは世代別の指導方法についてのお話から始まりました。

グループレッスンの場合は特に年齢制限を設けない限り、幅広い年齢層の方々を指導することになります。
その場合、どの年齢層の方のレベルに合わせて行えばいいのか?

20代の方に合わせると70代の方はついていけない、
70代の方に合わせると20代の方にはつまらなく感じるのでは、と考えますよね。

では、20代、70代の方は、それぞれ何を求めてレッスンに来ているのか想像してみましょう。
20代の方は筋トレやダイエット目的でとにかく鍛えたい。
70代の方はレッスンに通う方たちとのおしゃべりを楽しんだり、
生活習慣の1つとして行いたい、というふうに。

それぞれ年齢や目的が違う方々が集まるクラスを指導する時は、
同じ動作でも、年齢別に「効かせる所」が違っていいので、そこを意識できるよう声かけをして
指導することが大切なのだそうです。

全ての年代の方に大切なこととして、まず1つ目に教えて頂いたことは「“脊柱のS字カーブ”をつくること」。

手首や足首、腰の痛みに悩んでいる方も、脊柱のS字カーブが整うよう指導すると、
痛みが改善されるのだそうです!

脊柱のS字カーブを整えるために、まずは体幹を鍛えようと思われるかもしれませんが、
体幹よりも前に注目すべきところがあるのです・・・それは、「腹圧を上げる」こと!

私たちの身体には、「臓器」があります。
その臓器を守るために、腹圧を上げた状態を保ちながら身体を動かしていくことで、
重心が安定し、脊柱のSカーブをつくることができるのだそうです。

腹圧を上げながら行うトレーニングを実践していきました。

ごく簡単な腹筋のエクササイズですが、体幹を使うのではなく、
腹圧を上げた状態のみで行うよう指導頂きました。
始めは感覚をつかむのが難しかったのですが、
終わった後は腰や背中など、身体のどこにも負担を感じることはありませんでした。

女性の方は特に子宮を守るため、常に腹圧を高めた状態でエクササイズを行ってほしいとお話くださいました。

次に大切なこととしてお伝え頂いたことは、「“ニュートラル”にこだわりすぎない」こと。

例えば、“お客様にレッスン中に姿勢を指導して直っても、一歩レッスンを終えて外に出たらまた戻っている”
という事がありませんか?

姿勢を「ニュートラル」に修正する時は、動いていない状態、静的に見た状態で修正しがちですが、
身体は常に動いているので、動いている中でニュートラルな位置を保てなければ、
しっかりと重心を安定させ、全身に繋がりをもって動かすことができないのです。

「ニュートラル」にこだわりすぎてしまうと、全ての年代の方々に対して、
同じ姿勢に指導をしてしまいがちですが、
年代や骨格の構造の違いによる、それぞれの身体に合った姿勢に、
「ニュートラリティ」に指導していくことが大切なのだそうです。

実践として、年代別の方に対する「スクワット」の指導法を教えて頂きました。
年代とともに身体が変化していくことを理解した上で、
それぞれの方に効かせてほしい所を意識することを伝えていきます。

ヨガやピラティス、いろんな運動の指導に役立つ方法を、たくさん教えて頂き、
あっという間の2時間の講座が終了しました。

参加者のみなさま、松原加奈先生、ありがとうございました。

松原加奈先生による「学んで活かす解剖学」ワークショップ、
第2回の開催は12月15日(日)「徹底的に学ぶ「脚」の解剖学」です!
是非ご参加ください。

(堺泉北スタジオ 山﨑)