ワークショップレポート

2023/3/21(祝・火)「\ヨガインストラクター向け/ベテランヨガインストラクターに学ぶ!グループレッスン作りのポイント(遠藤光恵先生)」ワークショップレポート

楽しみにしていた、遠藤光恵先生による
\ヨガインストラクター向け/ベテランヨガインストラクターに学ぶ!グループレッスン作りのポイントのWSが開催されました!
 
このWSは遠藤光恵先生の、頭の中の一部を覗くような、それはとても貴重で、価値のあるWSであったことを、このレポートを読む皆さま、ご周知おきください。
 
 
『とりあえず何も考えずに受けてみて下さい。』
 

と、最初に始まったのは光恵先生の60分ヨガレッスン。
優しく穏やかにシャバアーサナ(仰向けのポーズ)から始まったヨガシークエンスは、徐々にポーズを深めていき、難しいアーサナ(ポーズ)はしてないのに、光恵先生のガイドを頼りにだんだん深まる身体と集中して行く意識。そして気持ちの良い感覚で満たされて行き…。
 

え?もう終わってしまった?と。気付けば60分。
 
『一つも余すことなく、シークエンス(流れ)まで覚えようと思っていたのに!普通に心地良くレッスンを受けてしまった…』
 
受講したほとんどの方はヨガインストラクター経験もあり、ベテランインストラクターの光恵先生のレッスンは一言一句逃さず吸収しようとこのWSに参加したはず。私もその1人で、光恵先生の技術をぜひ参考にしたい、そう意気込んで参加させていただきました。
 


 
そして後半、始まった座学の時間は紛れもなく光恵先生のレッスンを作るための頭の中の一部。
 

  • インストラクターとしての考え方やレッスンの目標の立て方
  • その目標のために必要な準備として何をすれば良いのか
  • この長い歴史を持つヨガの素晴らしさを伝えるにはどうすれば良いか。
  •  
    それは、『インストラクターとして真摯にヨガやアーサナに取り組むこと』であったり、『レッスン前にはしっかり準備をすること』であったり。
    また『指導力を磨く』ということはどうゆうことか。
     

    一つには『理にかなった指導をするということ』と、光恵先生はおっしゃいました。
     
    その日、その時期・その時間帯のレッスンで何を伝えるべきかテーマを決めていく。
     
    例えば、季節に合わせて、平日なのか、それとも週末なのか、また、朝・昼・夕方・夜なのか、ヨガと関わりの深いアーユルヴェーダの知識の中から、 月の満ち欠けなど、たくさんある伝えたい知識の中のベストを選ぶことが出来ます。他にも、全身を使うクラスなのか、1ヶ所にフォーカスを当てるクラスなの か(前屈・後屈・立位・骨盤周辺・ツイスト(ねじり)・肩腕周辺など)、決めた目標の準備をすることとはどうゆうことなのかを隅々までレクチャーがありました。
     
    “グループレッスン”に参加する方にどのように身体を使って頂くか、それぞれ個人の身体の使い方に違いはあっても体感していただきたいポイントも ゴールは同じ!
     
    光恵先生のWS前半に受けた60分のレッスンでのポーズ(アーサナ)の一つ一つを『なぜそのアーサナを選ぶか』という説明も入り、生徒さまに 体感して頂きたいポイントやそのポイントを活かす為のテクニックを包み隠さず教えて下さいました。
     
    同じ形のアーサナ(ポーズ)でも重力の向きが変われば途端に難易度が変わります。それは自分がはじめに受けた60分で感じたこと、自分自身で体感をし、挑戦した身体の動かし方。
     
    光恵先生のレッスンでは、組み立てたシークエンスの順番にも、レッスン中に出す言葉の順番にも理由があります。
    特にたくさんの方が受けるグループレッスンでのポイントはいかにアーサナ(ポーズ)に幅を持たせるか、
    それはイコールどれだけそのポーズのことを理解しているかということ。専門用語で言うと外転内転、外線内線・屈曲なども関係してきます。ベルト・ブロック・ブランケットなどプロップスを使った軽減方法やキープする時間などそのポーズをより深く理解することで、アーサナに対する取り組み方を一人ひとりに合わせて幅を広げることができる。
    これが一人ひとり体の違うグループレッスンでは重要なポイントのひとつになってきます。
     

    他にもたくさんのテクニックとポイントを教えていただきました。
     
    とにかくこの短時間で盛り沢山の内容でした!
    本当に受けて良かったと価値のある貴重な時間で、うまい例えではないかもしれませんが、[魚をもらう]ではなく[魚の取り方]を教えていただいたような、そんな内容の濃いWSで本当に勉強になりました。
     
    参加してくださった皆様、スタッフの皆さま、
    そして光恵先生、本当にありがとうございました。
     

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